インドカレーを作ろう
デリー風サラサラカレーを作ろう!
2011年02月23日

さて、今日はご家庭で、デリー風サラサラカレーを作るポイントをお話ししましょう。
デリーと全く同じものを作るのは、やはり中々素材など難しい部分がありますから、できるだけ近くなるポイントを。
1.タマネギは焦がさずにほぼ焦げ茶色になるまで炒める。
途中で鍋に焦げ付いたら、こすらず、すぐに他の鍋に移し換えてください。
2.カレーパウダーだけでOK.できれば2種以上をブレンド。
あるいは、1種のカレーパウダーに好みのスパイスを足してください。
3.4人前で、タマネギは3個、ニンニク、ショウガはペーストにして各大さじ1。
4.ニンジンをミキサーで水を入れてジュースにして加える。
リンゴを加えてもOK。ただし、これも多めの水で。
リンゴは甘さを注意して。
この4点がポイントだと思います。特に、1と4で、デリーのものっぽくなります。
あとは、皆様次第・・・
唐辛子入りモモのシャーベット
2011年02月21日

今インドでどんな料理が流行っているか探していたら「PEACH SRIRACHA SORBET」唐辛子ソース入りモモのシャーベットというのが目に入りました。
画像右が唐辛子ソースのスリラッチャで、カリフォルニアの会社がエスニックソースとして販売、唐辛子、砂糖、酢などがミックスされています。
日本では”シラッチャー”という名称で販売されていて、タイのチリソース様ですが、辛さは数種あるようです。アジア版のタバスコでしょうか。
モモの芳香な優しい香りに、スパイシーさが絶妙のバランスをかもしだすと、レシピには書いてありますが、確かにチョコレートやストロベリーなどの強いものには、唐辛子は違和感がありませんが、この、モモという弱い感じに唐辛子はサプライズ感があるように思います。
カレーの名脇役 バンドゴビサブジ
2011年02月18日

今日は、食卓が急にインドに変ってしまう「カレーの名脇役」を。
カレーの脇役といえば、日本ではサラダですが、たまにはインド的にサブジ(野菜炒め?)はいかがでしょう。
その中でも特に簡便なキャベツ炒め「バンドゴビサブジ」を。
キャベツは画像のようにざく切り。
フライパンにサラダオイルを熱し、ホールクミンとタカノツメを入れ、シュワシュワと香りを出します。
そこにキャベツを入れてよく炒め、ターメリックと塩で味付け。
これだけです。
お好みで、ニンニクを入れても、タマネギをいれても構いません。
皿にご飯を取り、バンドゴビサブジを横に取り、後はカレーを掛けて、混ぜ混ぜしながら食べる。
これでインド気分になると思うのですが・・・
インドカレーを作ろう! スープ
2011年02月17日

今日は、インドの学校で最初に習った簡単なスープのレシピです。
料理名は「トマトショルバ」。ショルバはスープの意味ですが、語源は汁の意味のペルシャ語が何からしく、マンゴジュースもマンゴショルバといっていたり、それがトルコからヨーロッパに渡り、ソルベになり、シャーベットになったそうです。
まずは鍋に大さじ1のサラダ油、そこにクミンシードとマスタードシードを小さじ1ずつ入れ、パチパチさせ香りを出す。
そこにタマネギ1/2個を入れ、透き通るまで炒める。ニンニクとショウガの微塵切りを大さじ1ずつ、レッドチリ粉小さじ1、とあればヒングも小さじ1加えます。
トマトの生500g、水300cc、塩小さじ1を入れ20分ほど煮込む。
煮込んだらシノワかコランダーで濾し、盛り付け、トッピングにコリアンダーリーフ、ローストしたクミンを粉にしたもの、そして赤唐辛子を縦2つに切り、種を抜いたものを。(画像はちょっと違いますが)
料理のスターターにいかがですか。
インドカレーを作ろう! ダムプクトゥ
2011年02月09日

東京も雪が降り寒いです。こんな時には、ダムプクトゥという煮込みカレーはどうでしょう。
ダムプクトゥとは料理名ではなく、弱火でで蒸し煮とでもいう意味ですが、ムガール朝の有名料理で、ラックナウ、ハイデラバードなどでも食せますが、今日は寒いカシミール地方のレシピを。
本来は蓋つきの厚手の鍋に小麦と水で練ったドウを蓋と鍋の間にくっつけ、密封して作りますが、日本には土鍋がありますから、土鍋で。
<2人前>
まず肉(ラムの角切りがベストですがチキンでも)200gを塩2gと100ccのヨーグルトの中でよくもんで2,3時間寝かせます。
ミキサーにタマネギ1/2個、ニンニク1カケ。ショウガ小指の先大1、クミン末小さじ1/2、コリアンダー末1/2、ガラムマサラ小さじ1、グリーチリ1本、水300ccを入れ、滑らかなペーストにし、土鍋に入れます。
さらに肉をヨーグルトごと加え、よく混ぜ、蓋をして極く弱火にします。
約1時間煮込み、肉が柔らかくなったら、塩(多分約3g)で味を決めます。
画像はスワミシェフが作ったものですが、この時はグリーンチリでなく、赤唐辛子(干し)を使ったため、やや赤めにできあがっています。
本来カシミール風は、ミキサーに、むいたアーモンドを入れますが、なくても構いません。
また、お好みでコリアンダーリーフやミントリーフをミキサーに、あるいはトッピングに使ってもおいしいです。
土鍋の大きさで2つに分けたり、倍量作るなどしてみてください。
ムガールのおいしい味、白いご飯との相性もいいです。
寒い夜に、ヒマラヤの気分でいかがですか。
スワミさんのサンバル
2011年01月20日

スワミシェフが賄いというか、試食用に作ってくれたサンバルとイドゥリの画像ですが、参考までにかご家庭でも作れるので、そのレシピを。
<ベーススパイス>全てホールです。
レッドチリ 1/4
コリアンダー 1
クミン 1
フェヌグリーク 1/4
この割合でスパイスをローストしてから粉にしてストック。
1.ダル300g(本来はトゥアルダル、ムングでもマスールでも)を適量の水で ゆでる。
2.乾燥ココナッツファイン100gを空煎りしてキツネ色にし、ベーススパイス と水とともにミキサーにかけ、ペースト状にする。
3.タマリンド100gを湯につけ、種を取り除く。
4.鍋にサラダ油大さじ4を入れ温め、マスタードシード30g、ウルッドダル 15g、チャナダル15g、カレーリーフ10枚位入れよく炒め香りを出す。
そこにダイスカットのタマネギ400gを加え、やや色付かせる。さらに生ト マト3個分をカットして加え炒める。
5.4に2と3、お好みの野菜(ナスでもインゲンでも)を加えて混ぜ合わせ、 ヒタヒタの水で、野菜が柔らかくなるまで煮込む。
6.野菜が柔らかくなったら、1を加えてさらに煮込み、塩、そして必要ならば 砂糖を入れて、味を決める。
イドゥリやドサもいいですが、やはり白いご飯がおいしいです。
スパイス配合 1(インドカレーを作ろう)
2011年01月19日

ムンバイの国立調理師学校で習ったスパイスの配合をお教えします。
しかし、ここの学校のレシピはあくまでベーシック、基本のものです。これが正しくすべてではありませんが、いろいろ行って判らなくなったら、ここに戻ることができます。
今日は「プレインマサラ」と呼ばれる、これでカレーの味になる組み合わせです。
これさえあれば、野菜でも、肉でも、魚でも何でも使え、クセがありません。覚えて保存しておけば便利です。
プレインマサラ 100人前
コリアンダー 340g
レッドチリパウダー 115g
ターメリック 30g
クミン 15g
ホールスパイス(ターメリックを除く)をロースとして粉にするか、粉の場合はよく混ぜる。
ただし、インドのレッドチリはそれほど辛くありませんから、辛いチリの場合、パプリカと混ぜて、お好みの辛さにしてください。
プロのみなさんはこの配合に異論があるかと思いますが、学校のレシピですから。
インドカレーを作ろう! 酸味
2011年01月17日

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カレーにとって酸味も重要です。
トマトはレストランでは味が一定するので缶詰をよく使いますが、やはり生の完熟がおいしいです。
ヨーグルトは肉などを漬け込んだ時は、肉ごとカレーに入れますが、ヨーグルトを単体で使う時は、ボウルに移し、ホイッパーでよく撹拌してから入れるとダマやツブツブができません。
タマリンドは種のついたものは、ボウルとザルを組み合わせた物の中で、お湯でよくもみ、その汁を使います。種なしのペーストもあり便利ですが、やはり少々風味が劣ります。
アムチュール(ドライマンゴパウダー)やアナルダナ(ドライザクロパウダー)はパウダースパイスと混ぜて使います。
酢はビンダルー以外肉料理には使わず、逆に魚、エビは酢かレモンジュース、塩で〆てから使うと学校では習いました。
これは気温が高いなどの理由で、鮮度に、また、酢には強い殺菌力がありますので、生活の知恵といえます。(インドでは、肉はよく水洗いしてから使います)
今、インドカレーでは圧倒的にトマトの頻度が高いですが、インドにトマトが伝わったのが19世紀ですから、最盛期のムガール(18世紀)の王様はバターチキンなどのトマト入りのカレーは食べていないことになりますね。
ヨーグルト (インドカレーを作ろう!)
2011年01月14日

カレーの材料、またインド料理の食材として重要なのがヨーグルト(インドではダヒ、ベンガルはドイといいます)です。
カレー、タンドーリチキン、ラッシーと使用頻度は高く、多い時で、1日1店30リットル以上使います。
市販のヨーグルト、業務用でも1リットル¥300以上しますので、我々は牛乳から作りますが、とても簡単です。
注意すべき点は乳酸菌以外の雑菌と、温め温度だけです。
作り方は1リットルなら、鍋(よく洗うか、火にかけて殺菌しておく)に牛乳(できれば開け立てを、冷蔵庫の雑菌などが入っていないよう)を入れ、かき混ぜながら、全体を37℃〜40℃に温めて火を止める。慣れてくると指(洗って)を入れるとわかります。
そこにプレーンヨーグルト(ブルガリアでもなんでも可。お好みで)50gくらい入れ、よく撹拌。
昔いたベンガルのコックさんがこのヨーグルト作りが大変上手で、固くていいものを作るコツは、ホイッパーで泡立つくらいよく混ぜることだそうです。
そして温度が下がっていたら、もう一度火を付け、菌を殺さないよう弱火で40℃くらいにします。
あとは鍋にラップをピタッとし、温かいところ(30℃以上)で動かさずに置いておきます。
デリーでは、冬場は帰り際、火を落としたオーブンに入れています。
前にテレビで日本在住のブルガリア人が、この混ぜた牛乳・ヨーグルトをビニール袋に入れて閉め、入浴後のバスタブに浮かべていました。
温度が高すぎると菌が死に、ザラザラだったり、酸っぱくなかったり、また全然固まらなかったりします。
これは使用するヨーグルトによって、多少変わります。
また加えるヨーグルトが多ければ多いほど、できあがり時間が短縮されます。
インドカレーを作ろう! 香り
2011年01月12日

カレー屋の近くに行くと、プーンとカレーのいい匂いがして引き寄せられることがありませんか。
この香り、個人的にはカレーの要素として、重要視しています。食べ物の香りは、そのもの直接から来るものと、食べて噛んで喉から鼻腔に感ずるものとがあります。直接来るものは、かなり強烈に感じます。
油脂分の強い欧風系や、手で食べるのであまり熱くないインドのカレーは後者に近いと思います。
カシミールカレーなどのサラサラ系は、湯気とともにいい香りが直接鼻腔をくすぐりますので、それが一種の売りだと思っています。
そのためのポイントはは2つ。
1つは熱々をご提供すること。そして、もう一つは製造工程にあります。
それは、タマネギを炒め、その後水分を加える前にスパイスを加え、そこで熱しながら充分に香りを引き出すのです。
デリーの教えには、この部分が重要視され、ここで香りを出さないと、あとからいくらスパイスを足しても香り良く仕上がらないと伝えられます。
これは本来のインドカレーの作り方にはないものですが、これが日本人向けデリーのカレーの特長です。
あの油脂分の強いコルマカレーも、できあがり時にはすばらしいナツメッグ、オールスパイスの香りが感じられます。
インドカレーを作ろう! タマネギ編 番外
2011年01月10日
今日は、スワミシェフが、繁忙期、まかないを作る時間が取れそうも無い時、朝の開店前に仕込んだタマネギを炒めないカレーです。
タマネギ、ニンニク、ショウガ、トマトホール。サラダオイルをミキサーでペースト状にします。(分量はいつものカレーと同じか、タマネギを1.5倍で)
ラム(もちろんチキンでもOK)を一口大にカットし、軽く塩を。
鍋にペースト状のもの、肉、パウダースパイス(コリアンダー、クミン、ターメリック、パプリカ、チリ)、塩を入れ、火に掛けます。
沸騰したら、ごくごく弱火にし、蓋をして、4,5時間煮ます。
途中焦げ付かないよう、混ぜたり、水が少なくなったら足したりします。
炒めたタマネギに比べ、さっぱりというか、ややコクが無い仕上がりですが、普通においしいカレーができます。
スワミシェフもタマネギ、肉は炒めた方がおいしいが、インドのホテル時代も良く作ったそうです。
オイルもやや多目がいいかもしれません。
タマネギ、ニンニク、ショウガ、トマトホール。サラダオイルをミキサーでペースト状にします。(分量はいつものカレーと同じか、タマネギを1.5倍で)
ラム(もちろんチキンでもOK)を一口大にカットし、軽く塩を。
鍋にペースト状のもの、肉、パウダースパイス(コリアンダー、クミン、ターメリック、パプリカ、チリ)、塩を入れ、火に掛けます。
沸騰したら、ごくごく弱火にし、蓋をして、4,5時間煮ます。
途中焦げ付かないよう、混ぜたり、水が少なくなったら足したりします。
炒めたタマネギに比べ、さっぱりというか、ややコクが無い仕上がりですが、普通においしいカレーができます。
スワミシェフもタマネギ、肉は炒めた方がおいしいが、インドのホテル時代も良く作ったそうです。
オイルもやや多目がいいかもしれません。
インドカレーを作ろう! タマネギ編2

画像は最近スーパーなどでも見かけるフライドオニオンです。輸入品が多いですが、インド産もあります。
サラダのトッピングなどに使われるようですが、カレーにも便利です(デリーではこの用途では使っていませんが)。
この場合、油臭が気になりますので、熱湯で洗ってからの方がいいです。
もう揚げて水分が飛んでいますので、少量の水とともにミキサーでペースト状にすると滑らかなカレーがすぐにできます。
この場合、油でニンニク、ショウガを炒め、トマト、パウダースパイスを加えた後や、具材も全部入れて煮込んだ後に加えます。
この方法だと、タマネギを炒める時間を短縮できますので、時間の無い時のまかないなどには便利です。
また、誰が作っても同じ量で、同じ味に出来上がるというメリットから、料理店での使用もあります。
レストランなどオニオンソテーを大量に作るときは、ニンニク、ショウガは焦げやすいので、最初に炒めるより、タマネギが充分上がってから入れる方法を取ります。
ショウガはおろしがねですると、繊維が残るので、微塵切りの方がベターです。
我々は、繊維を断ち切って(あら微塵)からミキサーでペースト状にします。
インドカレーを作ろう! チキンココナッツマサラ
2011年01月08日

今日は、昨夏からネット販売した「チキンココナッツマサラ」を作ってみましょう。
このカレーはインドの家庭をモチーフにしていますから、簡単で飽きずに召し上がれると思います。
約3,4人前です。
<材料>
・サラダオイル 120cc
・タマネギ 中 2個 スライス
・ニンニク 15g みじん切り
・ショウガ 15g みじん切り
・トマトホール 缶詰のトマトのみ3個
・ココナッツミルク 100cc
・鶏肉もも 200g
・クミンパウダー 12g
・コリアンダー 15g
・ターメリック 18g
・チリパウダー 5g
・カルダモンホール 5粒
・シナモンホール 2,3かけ
・ブラックペパーホール 5,6粒
・塩 お好み
1.鍋にサラダオイルを入れ、ホールスパイスを焦がさず炒める
2.タマネギを加えて水分を飛ばし、色づいてきたらニンニクとショウガ
3.馴染んだらトマトを潰しながら投入
4.パウダースパイスを一気に投入よく混ぜる。
5.ちょうどよい(勘で)ペースト状になるように水を加える
6.ここに鶏肉をお好みの大きさで投入し、火を通す
この時、焦げ付かないよう様子を見て水を足す
7.ココナッツミルクを加える
8.塩で味を調える
家庭の味ですから、肉や水の分量は適当にどうぞ。オイルはもっと多くても構いません。
オイルはカレーを滑らかにし、ざらつきが減ります。
トマトで充分赤くなるはずですが、レストラン風に赤い油が浮いた感じがよければ、最初にターメリックと同量程度のパプリカを加えます。
チリもご自由に。このレシピは辛くありません。
香りが足りないと感じたり、ガラムマサラをお持ちの方は、できあがったら、火を止めて、2,3g入れて混ぜ合わせてください。
簡単にインドカレーの手順がお分かり頂けたと思います。ここからの変化は、作り手のセンスです。
タマネギをもっと炒めても構いません。
インドカレーを作ろう! タマネギ編 1
2011年01月07日

カレーの基本、タマネギ炒めです。
このことだけで、1冊の本が書けるくらいです。
タマネギの種類、切り方、炒め油、上がり、そして量etc.
まず季節。日本産の新タマは4月頃、南の九州から収穫が始まり、四国、関西、中部、関東、北海道と5ヶ月くらいかけて北上してきます。
そしてそれが翌年まで保管出荷ということになります。
それ以外に、アメリカなどからの輸入品もたくさん出回っています。
したがって、水分や甘みが変わりますので、タマネギの使用レシピも、多い時は30%くらい変わります。
切り方は、我々はスライス、しかしカレーの種類によって変えています。
デリーカレー、カシミールカレーなどのサラサラ系カレーは繊維に対し直角に切り、口に残らないようにし、コルマカレーは繊維に沿って、その食感が楽しめるように切っています。
一般に、カレーを作る時、タマネギを「あめ色」になるまで炒めるといいます。
しかし、デリーでは画像のように焦がさずに黒く?なるまで炒めて、出来るだけ水分を飛ばします。
これは創業当時より、朝晩火入れをして維持していますので、タマネギの水分が残っているとドロドロになったり、また、作る時にスパイスの効きが変わってしまう(同じ味にできない)からです。
<続く>
インドカレーを作ろう! スパイス
2011年01月06日

カレーを作るのに必要なスパイスは、多ければ多いほど味も複雑になりますが、取りあえずを書きます。
<第1群>
・コリアンダー
・クミンシード
・ターメリック※
・ブラックペパー
・カルダモン
・クローブ
・シナモン
・レッドチリ
・パプリカ※
・ナツメッグ
<第2群>
・フェンネル
・フェヌグリーク
・ビッグカルダモン×
・マスタードシード
・ホワイトペパー
・スターアニス
・カスーリメティ×
・ヒング※
・ローレル×
・オールスパイス
・サフラン×
・カレーリーフ×
・メース
まずは、この第1群を揃えます。※印はパウダーのみ、×印はホール(原形)のみです。その他はパウダー、ホール両方ともあった方がいいです。
しかし、あまり使用しない場合は、ホールだと何カ月か経っても空煎りしてパウダーにして使えます。
使い方としては、作る物によってもちろん、パウダー、ホールを使い分けます。
ミックススパイスを作る時は、パウダーの方が混ぜた時に味が馴染んで1つの味になり易く、ホールをパウダーにしても、馴染みにくく、それぞれの香りが残ります。(この場合、昨日書いたように、コリアンダーを多くするとある程度解決できます。また、別の方法として、インドでは水を加えて混ぜてから鍋に投入します)
スパイス投入のタイミングは、その性質や作りたいカレーの特性により異なります。これは今後カレーのレシピとともに、書いていきます。
インドカレーを作ろう! コリアンダー
2011年01月05日

記念すべき?「インドカレーを作ろう」第1回は、スパイスの基礎知識「コリアンダー」です。
カレーのスパイスには「香り」「辛味」「色」があり、コリアンダーは、その中の「香り」といわれますが、インドの調理学校やシェフからは「香り」以外に「調和」ということを言われました。
コリアンダーは他の様々なスパイスの「まとめ役」という意味です。
実際、スパイス配合の中にこのコリアンダーを入れると入れないのでは、仕上がりが違います。
入れないと、それぞれのスパイスが勝手に主張していますが、入れると何ともまとまった味になります。
市販のカレー粉の配合では多分40%近くコリアンダーが入っていると聞きますが、やはりまとめ役としての役割が多いと思います。
しかし「香り」もあります。市販のものでもかなりバラつきがありますから、まずはホール(原形 画像下)を買い、フライパンで冷たいところから入れて、焦がさないように空煎りし、コーヒーミルや乳鉢などで粉にし、その香りを覚えるといいと思います。
香りの少ない安物には、種の枝なども混ぜて増量し、粉にしてあるものもあります。
