麻袋、憶えていますか?5

2016年08月15日

jute

 デリーのカレーパックには、350g(2人前)と700g(4人前)があります。
 今は個食化の時代で、一般消費者向けカレー製品のほとんどが1人前です。

 30年ほど前まで、まだレトルトカレーの品数がそんなに数多く無かった頃、デパ地下で、箱入りカレーと共に、画像の麻袋(ガニーバッグ)にはいった700gのカレーを販売していました。

 最初は今同様透明のパウチに入ったままの状態でしたが、デパートのバイヤーから「箱か何かに入れてくれ」と言われて、初代社長が、リードと呼ばれる水辺の葦を編んで作った袋に入れようということで、私がスリランカに交渉に行きました。

 随分と山奥で、コロンボから2時間位山に入ったところに職人は住んでいましたが、みやげ物中心で商談成立とはいきませんでした。

 次に画像のジュートバッグを求め、コルカタに行きました。
 日本では、ドンゴロスという名前の方が有名かもしれませんが、ベンガル地方で、このジュート(黄麻)の生産が盛んで、インド政府からの紹介でいきました。

 そして印刷、縫製して輸入したのです。

 しかし、カレー製品が増え、4人前の需要も無くなり、数年で生産をやめました。

 その後、復活の話も出ましたが、日本で作ると大変高くなり(インドの10倍弱)あきらめました。

 あの当時の価格で購入するには、もはやアフリカ大陸に探しに行かなければなりませんか。
 

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