白いご飯にこだわって5

2015年11月28日

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 デリーは創業からカレーと白いご飯でした。

 その歴史は、本からの知識ですが、幕末に入ってきたカレー。江戸時代、一般家庭は雑穀米で、白米はハレの日の食べ物。
 だから明治初期、高級洋食としてカレーライスはあり、丸いお皿に、半分白米、半分ライスという今も残る構図が出来上がる。すなわち、「白米=ハレの料理」という高級感を醸し出すため。

 明治中期には白米は一般化し、それとともに、カレーも普及していったとか。

 デリーに来た頃、初代社長に「デリーは何故白米? 黄色いご飯の方が、よりインド的では?」と聞いたことがありました。
 答えは、「白いご飯は毎日食べても飽きないだろ。炊き込みご飯を毎日食べられるか? 商売は間口を広げて考えるように。」
 そして、米の自主流通が始まると、「白米を研究しろ」との命令を受け、米の種類、産地、精米機械のことまで、米業者に聞きました。
 田んぼは、1mでも2mでも高いところの方が寒暖差による甘みが増すとか、精米機械は大型で馬力が大きいほど、熱のダメージが無いとか、精米後の日持は14日が限度などなど。

 現在、米屋さんは注文後に精米をし、ほぼ3日で使い切っています。
 米は石川県産のコシヒカリですが、「青天の霹靂」など、新しい米が出てきていますので、来期はまた、研究したいと思います。

 米は日本人の魂=ソールで、日本人だけが米の味を見分けられる舌を持っているそうですから。

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