インド人はなぜ牛を食べないか?5

2006年10月01日

牛
 インド人というか、ヒンドゥー教の人はほとんど牛肉を食べません。シバ神が乗った神様の乗り物だとか、その乳で子供が育つ母なる生き物だからなどといわれていますが、アンスロポロジー(人類学)の本には、違った意見が述べられていておもしろかったです。
 それは、昔、ヒンドゥー教ができる前に、バラモン教という原始宗教があり、その当時は牛を食べていた記録がある。ところが牛に農耕をさせて作物を作る方が効率が良く、村の食糧自給には食べない方がいいということがわかった。(画像の牛はインドのコブ牛で、夏の暑さにも強く丈夫です)
 そこで、政治(宗教)を司るバラモンが、牛を食べないということを神話化し、ヒンドゥー教に受け継がれたというものです。
 説得力はあるような気がしますが、わかりません。今でも、牛を殺して食べてはいけないが、自然あるいは事故で死んだ牛は食べるという人たちもいます。
 これも本に書いてあったのですが、チベットは仏教国で一切の動物を殺してはいけない教えですが、ヤク(毛の長い寒さに強い牛の一種)をわざと急な岩のがけに連れて行き、足を滑らし落っこちて死んだヤクを食べると書いてありました。チベットの方、間違いだったらごめんなさい。


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