カレー屋めぐり5

2016年09月28日

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 近頃また、カレー屋めぐりを再開しています。

 前回のテーマは「チキンカレー」ということで、カレー専門店もインド料理店も、切り口をチキンに絞って廻りました。
 今回は、カレー専門店に絞り、しかも、日本米で食べさせるところを。

 こういう風に、自分でテーマを決めて伺うと、自分の視点が浮き彫りになってきます。
 人それぞれ、カレーの評価の優先順位が、その日の気分によって変わることもありますが、お持ちだと思います。
 雰囲気、家具・装飾、メニュー、サービス、お冷や、食器、盛り付け、時間、温度、香り、味、塩味、原材料、米などなど、皆、一瞬に判断します。
 しかし、行ったことのある店だと、このうち、味にかかわること以外の大半は、気にならなくなり、味に集中していきます。
 数軒回ると、自分の癖というか、自分が何に重きを置いているのかが理解できます。

 ということで、やはり気になるお店は2回行かないと。
 そしてそれが美味しいと、何度かお邪魔して、勝手に分析しています。

 しかし、味の記憶は難しいです。
 おいおい、私なりの味の記憶方法を。参考にならないでしょうが。

ビーフカレーの難しさ5

2016年09月27日

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 ビーフカレー、やはり人気があります。

 しかし作ってみると、これが中々難しい。
 なぜなら、ビーフは「肉そのものの味が濃い」、「お客さまはビーフの味をよく知っている」。

 欧風カレーのように、小麦粉のつなぎを使い、カレーを肉にまとわりつかせれば、肉と同時にカレーの香りも取り込めます。
 しかし、インドカレーの場合、どうも肉の味が際立ってしまいます。インドカレーのスパイスの楽しみが減ってしまいます。
 特に一人前食べ切るには、「一口目のインパクト」「中間は飽きずに食べられる」「後味の余韻」を考えますので、そのバランスを考慮します。

 上野店では、カシミールとコルマをビーフでお出ししていますが、これはカレーの味が強烈で、ビーフに負けません。
 銀座のベンガルビーフは、牛を薄切りにして野菜と炒め、トマトの酸味で牛臭さを抑えています。
 ミッドタウン店のスリランカ風ビーフは、ローストカレーパウダーの香りを立たせてあります。

 また、ビーフニハリは、欧風ほどではありませんが、現地でも小麦粉を使います。
 パウダースパイスも大量に使いますが、ホールスパイスもたくさん使い、肉と同時に、それらが口に入り、その香りを感じることもできます。

 パキスタンではよく食べられますが、インドでも昔ほどタブー視されていない気もします。
 そういった訳で、ビーフカレーも出しているお店や、有名なお店があれば、食べるようにしています。
 
 

ミッドタウン店、今週のカレー5

2016年09月26日

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 ミッドタウン店、今週のカレーは「スリランカ風ビーフカレー」です。

 たっぷりのココナッツと、ローストしたスパイスの香りをお楽しみください。
 じっくり煮込んで柔らかいビーフとともに!

 スリランカカレー、現地では、たぶん想像以上に辛いと思います。
 デリーでは、辛さを抑えていますが、スリランカ的にお召し上がりになりたい方は、ぜひ、「ベリーホット」とご注文ください。

クロード・ルルーシュ5

2016年09月25日

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 クロード・ルルーシュの「アンナとアントワーヌ」を見てきました。

 20歳以下の若い時代に、彼の作品を見ていたので、おしゃれで憧れで「いつかこうなりたい」と感じたものですが、人生の峠を越えてくると、そんな感覚より洒脱な会話や、彼のインド感(神秘、信仰、輪廻感etc.)などが気になりました。

 見終わった時は、「こんなものか」という感覚でしたが、一週間以上たって、まだ何か余韻というか、ある種の心地よさがあります。

 若い人と年配者とで、違った感想が持てる作品だと思っています。
 

一老人、”ナマステ・インディア”2

2016年09月24日

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 午前中に、ナマステ・インディア2016に伺いました。

 今年で24回目とのことですが、この第1回、墨田区役所で行われた時、実は我々出店しました。
 もう24年経つということですか。
 一老人として、勝手な妄想を含めた雑感を。

 様々な分野で、日本とインドの距離は縮まってきました。
 料理を筆頭に、映画、音楽、舞踊、旅行、服飾などなど、文化面ではインドは手近なものになりました。
 特に映画、「ムトゥー、踊るマハラジャ」の大ヒットがインド認知に影響があったと思います。

 このナマステ・インディアもその一役を担い、インド文化を日本(首都圏?)に定着させました。
 しかし、個人的には、そのピークも過ぎ、というか、あまり目新しさもなくなってきたのかなあ。
 そろそろ転換期に入っているのではと、感じました。

 その昔、デリーが軽井沢店を撤退した頃、旧軽の銀座通りは、タレントの土産物店だらけで、魅力がなくなり、その後、町や商工会が建て直しに頑張ったようです。

 もちろん伝統的なものもあるべきですが、今のインドの潮流、息吹も垣間見たいところです。
 まあ、これは特に料理に関して思ったのですが、アユル・ヴェーダ料理、ホーリーバジルなどはありました。
 が、ちょっと同じメニューを売っているお店が多いようで残念。

 今日は、雨の予報があって出足が鈍ったからか、呼び込みが多く、来訪者の方が押され気味に見えました。
 このイベント自体なのか、それとも”食のイベント”が多すぎるのかはよく解りませんが。

 インドにはもっともっと新旧渾然となった魅力があります。
 開催される方は、それを我々に見せ付けてもらいたいと願っています。